【会計士❌修了考査】一発合格のために意識した勉強方法3選(税務実務編)

こんばんは! 現役会計士のTomoです!

今日は、

【会計士❌修了考査】一発合格の体験記をざっくりまとめてみた

の続き、税務実務の勉強方法について投稿していきたいと思います。

Tomo

Big4勤務の公認会計士です。 外資系会社の監査を専門としています。 主に監査法人での業務内容について投稿しています。 趣味は、テニス・ダンス・ギターです☺️




税務実務の出題範囲、方針について

ここでは、税務実務の各分野と方針について解説していきたいと思います。

① 法人税 総合問題(重要度:高)

例年、第5問の大問1で出題されます。

「財務諸表を見ながら別表1、4を解答する」

「利益積立金、資本金等の表を埋める」など例年ほぼ同じ形式で出題されます。

ときどき、第6問で「過年度遡求修正」「圧縮積立金」等個別論点が出題されることもあります。

全体的に配点が大きく、修了考査を合格する上で避けては通れない税法分野といえます。

しかも、試験に占める配点が大きいので、勉強は早い段階から始めたいものです。

予備校に通っている人は、重要論点の講義を全て視聴し、論文受験期の勘を取り戻すことをお勧めします。

特に意識したいのが、「本表及び別表同士の繋がりを意識して勉強する」ことです。

ちなみに、お勧めは以下の書籍です。

講義視聴や答練の復習の際によく確認し、

本表と別表同士がどういうつながり方をしているのか意識して勉強していました。

実務でも使えるものなので、一冊手元に置いておくと将来的にも便利かと思います☺️

② 法人税 組織再編税制 重要度:高

第6問で出題される可能性が高い論点です。

論文受験期にあまり重点的に勉強したこなかった範囲だと思うので、

しっかりと準備することが必要です。

個人的に、

合併・分割・事業分離適格・非適格の場合に分けて、仕訳で起こせる

適格・非適格の要件がわかる

基本的な欠損金の処理が理解できている

程度にまで持っていければ、及第点は取れるかなと思います。

答練で出題された箇所はきっちりと復習し、

余力のある人は、過去問も解いて実践力をつければバッチリです。

③ 消費税(重要度:高)

毎年第5問の大問2で出題されます。

総合問題の形式で出題されますが、

納税義務者の判定その他個別論点から計算問題、正誤判定も出てきています。

基本的な問題が多く、税務実務では得点源となる箇所でもあります。

とはいえ、論文期に比べると、知識が抜けている項目があったり、計算方法を忘れてしまっていたりで、

何も準備しないのはかなり危険です。

令和2年度に税率変更が起きたので、いつの取引なのかよく考えて解答しないと、

たちまち大量失点を招く怖い論点でもあります。

この辺りは過去問を解きながら、注意点を見つけ出し、

本番でケアレスミスをしないような工夫が必要になるかと思います。

準備が報われやすい論点ではあるので、しっかり準備して本番に臨みたいところです。

④ 所得税(重要度:中)

出題範囲は、論文期とほとんど変わりません。

総合問題というより、個別問題で出題される傾向が多いように思えます。

法人税や消費税に比べ、出題される頻度は少なめの分野である所得税。

しかし、何も準備しないのはリスクであります。

というのも、法人税や消費税と融合されて出題されることはよくあるからです。

役員給与について、法人税、所得税、消費税での扱いを比較させる問題などはその最たる例です。

とはいえ、法人税や消費税ほど学習時間をかける必要がないというのも事実。

範囲も広く、全てを重点的に勉強するのはあまり得策ではないと思うので、

最低限の論点をしっかり押さえて、あとは他の分野に勉強時間を割くのがベストだと思います☺️

⑥ 相続税、地方税(重要度:中〜低)

相続税・地方税は、論文期に学習しなかった分野ではあります。

ですので、新しいものの学びたさでついつい勉強が進んでしまうことがあるのですが、

深追いは禁物だと思います。

というのも、毎年必ず出題される法人税や消費税に比べると、頻出とはいえないからです。

予備校のテキストの基本例題を押さえて、

過去問を少し確認する程度で良いかと思います。

例え、テキストに載っていないような問題が出たとしても、

できる人はほとんどいないので、埋没と考えるが吉です☺️




税務実務に力を注ぐべき理由とは?

先に、税務実務の出題範囲や方針について述べてきましたが、

税務実務はなぜたくさん勉強しなければならないのか?

私は、以下のように思います。

・仕事ではほとんど触れない

・論文期には出題されなかった論点も出題される

・税務を勉強しろというムードがある

⭐️会計実務、監査実務については、日頃の業務で触れる機会が多いです。

それに比べ、税務実務は日常業務でほとんど触れる機会がありません

そのため、試験日ギリギリになるまで準備を野放しにしておくと、本番で足切りとなる可能性が高くなります。

修了考査は一科目でも足切りとなってしまったら、不合格となってしまうため、

注意が必要です。

⭐️税務実務では、

論文受験期には出題されなかった以下のような論点も出題されます。

・連結納税

・相続税

・地方税

・国際税制

そのため、論文期に学んだ知識をそのまま使える他の科目と比べ、

初めて学習する論点の多い科目となっているのです。

上記の論点は、配点も低く、必ず出題されるとはいえないものですが、

もし本番で出題されてしまうと、きちんと学習している受験生に比べ、

大幅なビハインドを背負うことになります。

広く浅くのマインドで準備するためにも、勉強時間を増やす必要があります☺️

⭐️受験生が1番力を入れる科目が税務実務だから

税務を1番勉強しなければならないことも事実です。

というのも、修了考査は絶対評価による採点と公表されているものの、

おそらく受験生の出来不出来によって得点に傾斜をかけていると思います。

(難しい問題に多く配点を振ると合格率が低くなってしまうため)

税務をしっかりやりましょう。と上司や先輩から受験生は言い聞かせられているので、

皆が一生懸命勉強します。

みんな一生懸命準備するので、受験生が平均して得点できるレベルも相対的に上がってきます

他の受験生が準備してくるレベルに引けを取らないためにも、

税務は特に注力して、勉強しなければならないのです。




私が税務実務を勉強する時に意識したこと

私が意識したことは以下の通りです。

①広くまんべんなく勉強する

②答練で実践を積む

③ゴールを意識して逆算して勉強の計画を立てる

それぞれ見ていきたいと思います。

① 広くまんべんなく勉強する

税務実務は試験範囲がとても広いので、ついついヤマを張って、勉強範囲をせばめがちです。

しかし、勉強範囲を狭めることは正直とてもリスクが高いです。

例えば、法人税だけ重点的に勉強しました!とか、

相続税はやりましたが、地方税や国際課税はノータッチです!とかはNGです。

というのも、修了考査は論文式試験の時に比べ、捨て問題が出てくる確率が高い分、

基本さえ押さえていれば解答可能な問題も多く出るからです。

もし、全く勉強していなかった税法分野からとても基本的な問題が出題されたら、

勉強していた受験生から大きくビハインドを取ることになりかねません。

実際、私の受験年度では、予備校で国際課税が出ると謳われていたにもかかわらず、

本番では所得税が多く出題されました。

私は所得税を重点的にはやっていなかったので、正直びっくりしましたが、

論文受験期の記憶を思い出すくらいまでは勉強をしていたので、

基本的な問題は取りこぼさずに得点できたと思ってます。

限られた時間の中、まんべんなく勉強するためにも、

きっちり計画を立てて勉強することがベストだと思います☺️

② 答練で実践を積む

税務実務は、実際に自分の頭で考えて、実践力を積むことが大事になってきます。

ですので、予備校の答練は必ず解くようにしましょう。

そして、できれば暗記するくらいまで回転したいところです。

正直、一発合格を狙っている受験生は、準備万端な方が多いので、

答練を何回も何回も復習しています。

みんなができる問題は落とせない。理論から言うと、

答練から似た問題が出題された場合、多くの受験生は正答できます。

決して本番では、答練の的中問題は落とさないようにしたいです。

私は実践力をつけるためにも、答練は3周して本番にのぞみました。

結果として、本番では答練から的中した問題は出なかったのですが、

気持ち的に余裕を持って試験にのぞめたと思います☺️

一点、答練を回転されるだけに完結しないように注意したいです。

もし、解説を聴いてもうまく理解できなかった問題は、

必ずテキストに戻って理解に徹することが必要です。

このあたりは、論文期と同じだと思うので、すんなり理解していただけると思います!

③ ゴールを意識した勉強を心がける

本番までにどれくらい準備したいか目標を立ててから勉強することをお勧めします。

ゴールを意識することで、今どのくらい勉強すれば良いのかイメージを明確に持つことができます。

税務実務は、実践力が試される試験でもあるので、

講義を聴いただけでは到底及第点を取ることはできません

逆に、答練で出題された問題だけを完璧にして試験に臨んでもそれなりに解答はできるものの、

少し捻られた問題が本番が出てしまうと対応が効かなくなります。

私は、夏頃までに予備校の講義を一通り聴いて、

土台となる知識を定着させてから、お盆明けから答練を解き始められるように、

スケジュールを立てていました。

税務実務は重要な科目だと思っていたので、

夏までにテキストは2周くらい通読していました。

その結果、盆明けの答練に気持ちよくのぞめ、解答解説もすんなりと入ってきました。

(答練の点数はそれほど芳しくありませんでしたが笑)

いつまでにどのレベルに達していればいいか、ゴールを常に意識しながら勉強することが大事です☺️

基本的に以下のことを実践していれば、まず足切りになることはないと思います笑

・予備校のテキスト(範囲すべて)の例題を2、3週する

・答練を3周する

・修了考査の過去問をできる限り解く




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